活動&報告

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第4回 労福協竹林整備活動

第4回目の取組みとなる「竹林整備活動」。今回もNPOホールアース自然学校の協力により2025年11月29日(土)に実施し、労福協役員を中心に26名が参加しました。今回も整備活動をさせていただく場所は、ホールアース自然学校(富士宮市下柚野)近隣の芝川に沿った山裾です。

活動場所へ移動し、まずはホールアース自然学校のスタッフさんより、竹林整備の意義や整備活動をする上での注意点などの説明をしっかり受けます。竹林は成長が早く、所有されている方の手だけでは整備が追い付かずに、どんどん広がってしまいます。また、竹は地面浅くまでしか根を張らないため、放置しておくと豪雨時などには表層の土砂ごと流れ落ちてしまう可能性があり、大きな災害につながる恐れがあります。さらには、放置された竹林が猪や鹿、猿などの住処や餌場となり、里山に深刻な獣害をもたらす恐れもあります。自然保護とともに、私たちの生活の安全を守る意味でも非常に重要な活動となります。

活動開始前には恒例の危険予測と気持ち合わせのミーティングを実施。4班に分かれて作業開始、森づくり活動は間伐(木の成長を助けるために木を間引く)ですが、竹林整備は皆伐(すべて伐り倒す)ですので、目についた竹からさっそく伐採開始。手順通りに進めれば、素早く1本を伐ることができます。竹は腰高の高さに伐ることで、竹林が広がることも防止できるそうです。1本ずつ確実に伐採する班もあれば、分担し手際よく伐採していく経験豊富なメンバーの集まった班もあり。

「伐っては枝を落として運ぶ」の繰り返しで1時間半の伐採作業をしましたが、伐り倒すにしたがってうっそうとした竹林に青空が覗くと、爽快感・やりがいも強くなり、最後は名残惜しく作業を終了しました。

富士宮市内には未整備の竹林も多くあり、一部は大変危険な状態になっています。私たちの活動が、安心・安全な生活に繋がることを願いながら、森づくりと共に本活動も続けていきたいと考えています。