活動&報告

活動&報告

60周年記念行事の開催報告

2025年11月9日、富士宮市佐折の「田貫湖ふれあい自然塾」を舞台に、富士宮地区労福協「60周年記念行事」を開催しました。
NPO法人ホールアース自然学校とともに企画し準備を進めてきました当イベント、地域社会への貢献と勤労者福祉の向上、働く仲間と家族の幸せの実現のために活動してきた地区労福協にふさわしく「富士宮の自然を舞台とした、ご家族どの世代も楽しめる体験型のクラフトコンテンツと食を楽しむ」イベントの目指して準備してきました。
開催が近づくにつれ、天気予報により雨模様が予想されたため、雨の中でもご来場いただける皆さまが楽しんでいただけるよう、会場設営・室内レイアウトの変更について調整を重ねました。

当日の運営は労福協幹事会員と若者の会より、総勢31名にスタッフとして協力いただきました。全体打ち合わせ後、会場設営から駐車場の誘導、受付準備までを全員で協力して行い開会を待ちました。しかし、会場準備中は持ちこたえてくれていた空から、開会時刻に合わせるように雨が降ってきました。

開会時刻を迎えると、イベント案内チラシより事前に来場予約をしてくれた労福協会員とそのご家族が集まり始めました。予約してくれたとはいえ、雨天の中でご来場いただけたことは事務局としては本当に嬉しく思いました。

雨天により出足が鈍ることも想定されたため、「ご来場された方、お子様たちが、のんびりとくつろぎながらもクラフトを楽しんでいただけるよう、おもてなしできる時間としましょう」という思いを抱いて当日まで準備を進めました。

室内会場では、握りしめた木のかけらを、紙ヤスリで黙々と磨き上げる「木のストラップ作り」、輪切りにした木材に絵を描いて木製ハンマーでたたき割る「森のパズルづくり」が好評でした。
建物沿いに張られたテントの下では、お父さんと息子さんが協力して1つのノコギリを押し引きして「丸太切り」を体験できたり、やってみるとハマってしまう「木の皮めくり」も楽しそうに体験する子供たちの様子が見られました。

飲食ブースとしては、野菜が盛りだくさんのキーマカレーが大人気の「mogu(モグ)cafe&deli」さん、温かいスープで寒さを和らげてくれた「Asanoha」さん。おいしい日本茶を試飲として振る舞っていただけた「秋山園」さん。「柚野商店」さんより、玄米団子やみたらし団子を提供していただき、その販売を「若者の会」の皆さんが手伝ってくれました。
ご来場者とともに、運営スタッフの方々にも飲食を提供いただき、その美味しさに満足するとともに、心と体を温めることができました。この記念行事にご協力いただきましたこと、本当にありがとうございました。。

イベントの最後は「大抽選会」。各会員企業ゆかりの商品をはじめに、多くの商品を提供いただきました。最後まで残ってくれていたご来場者の多くのご家族に景品をお渡しすることができました。

ご来場者は決して多くはありませんでしたが、子どもたちが夢中になって取り組んでいる様子を見ることができました。田貫湖のそばにある「労福協の森」からつながる、木を利用した様々な体験活動を富士宮の自然の中で満喫し、地元の美味しい食を味わうことを目指した今回の企画。ホールアース自然学校の皆さまには企画から当日を迎えるまでの多くの準備、そして当日の運営まで本当に丁寧に進めていただきました。

労福協活動をより地域へ、各会員へ、勤労者ひとりひとりとそのご家族へ伝わるように、幹事の皆さまとともに今後の活動を一層意義あるものにできればと思います。各会員労組の組合活動の原点となる労福協活動を発展させ、助け合い・支え合いの精神を労福協活動を通じて会員互助会の皆さま、地域勤労者の皆さまにも理解いただけるように活動していけるよう、引き続きのご協力をお願いします。